「最近、物を忘れやすい・・・。」
「記憶力が下がった気がする・・・年かな?」
よく耳にする言葉です。何度も忘れることをくり返すと、気持ちが落ち込んで自信がなくなってしまう人も・・・。
今回は、物忘れの激しい方のために、もの忘れの原因や忘れても大丈夫な解決方法についてまとめてみました。
目次
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忘れても大丈夫な究極の記憶術とは?
記憶しても忘れる時は忘れます。
でも大丈夫。忘れたら思い出せばいいんです。
ではどうやって思い出すか?
これは思い出すためのきっかけをあらかじめ仕掛けておくのです。
よくある忘れやすい物事の事例
簡単な例で考えてみましょう。
例えば、排水溝の詰まりを解決しようとして、詰まりを取り除く除去剤を流したとします。
それは15~30分ほど放置しておく必要がありました。その間ずっとその場で持っておくわけにはいかないので、別の用事をします。
ただし、30分以上放置すると危険なので、30分後に水を流す必要があります。
ここでありがちなのが、別の用事をしていて水を流すことを忘れてしまうパターンですね。こんなとき、ずっと覚えながら別の用事をしておくのは、なかなか難しいですよね。
人間は同時に2つ以上のことをするのが苦手
人間は2つのことを同時にやるのは苦手なんです。
マルチタスクなんて言いますが、頭のどこかにやらなければいけないことを考えながら、別のことをやるのって、集中できなくて効率も悪いですし、今やっていることの質も低くなります。
では、どうやって思い出すか?
例えば、30分以内に必ず通る廊下のところに、水で流すためのバケツを置いておく。または、排水溝を思い出せるものをなんでも良いので、目につくところに置いておくんです。
こうすれば、一度忘れてしまっても、目にすることで簡単に思い出せます。
逆に一度忘れてしまった方が頭の中がすっきりする
実は覚えておかないといけないことは、逆に一度忘れてしまったほうが良いんです。
なぜなら頭の中がたった1つのことに集中できるからです。
何かを覚えておかないといけないのって、思っている以上に大変なんですよ・・・。「え~っと、あれをやってから、時間があるうちにこれも済ませておいてと・・・」これだけでも、相当頭を使っているんですよ。
物忘れの問題は、必要なタイミングで思い出せるように、あらかじめ仕掛けさえ作っておけば、簡単に解決できるんです。
目に見えるところが難しいのであれば、アラートを設定しておいても良いでしょう。
そのあたりの応用はいくらでも可能です。
物忘れが起こる原因とは?
もう少し本質的な記憶に関する部分について、解説していきましょう。
体調や、加齢などによって脳が受ける影響は、実際にあります。
睡眠不足による記憶力の低下
普段生活していて睡眠時間が少ない人。忘れたんじゃなくて、そもそも記憶が定着していない可能性が高いです。
よくあるのが、試験前の一夜漬けの勉強の話ですね。直前になって焦って、夜中まで試験勉強したとしても、いざ試験中にせっかく覚えたはずの勉強内容を思い出すことができない。
実は脳は、睡眠時の方が活発的に活動しています。
起きている時に取り入れた情報を、ものすごい速さで整理しているんです。睡眠時間を削って情報を取り入れたところで、脳としてはそれを整理して保存するための時間がなく、記憶できずに流れてしまっているということです。
あまりにも短い睡眠時間を繰り返していると、脳の中の海馬の働きが衰え、記憶力そのものの低下に大きく関係してきます。
睡眠時間が少ないという人は、生活習慣の改善をすることで物忘れを改善できるかもしれません。
ストレスによる集中力の低下
学校や仕事、生活の中で日々ストレスを感じながら過ごしている。
ストレスを感じていると注意力が散漫になってしまいます。頭の中に問題点を抱えながら、別のことをしなければいけないからです。ストレスが大きければそのことで精一杯になり、他のことが手につかないはずです。それが物忘れに大きく関係しているんです。
人は何かを記憶するとき、感情が揺さぶられると強烈に記憶に残ります。
昔のことでも覚えていることは、感情が大きく動いた出来事のはずです。嫌なことであってもよかったことでもどちらの場合でも、そのはずです。ストレスを感じている状態は、感情が起こりにくいイライラした状態。物忘れが激しい人は、ストレスを感じながら生活している人である可能性は高いです。
⇒メンタルが弱い人の原因とは?弱気にならない強い心を持つための方法
高齢化による物忘れ
基本的に年をとると、人は物忘れやすいと言われています。
つまり、どんな人でも50代、60代、70代になるにつれてどんどん記憶力は低下していくということです。もし高齢の方で物忘れに悩んでいるなら、それは仕方がないことでもあるんです。ある程度は諦めてください。
特に高齢になると、毎日同じ繰り返しになりやすいですよね。日常に変化がないため、脳が刺激される回数が少なくなります。
脳が昔に比べて働かなくなることで、その機能が低下してしまうということです。
⇒頭が良い人が持つ9つの特徴と心理とは?なんであんなに頭がいいの?
病気による物忘れ
物忘れには、単純な記憶力の低下以外に病気によるものもあります。
これは脳の組織や血液が壊れてしまうことが主な原因。こういった場合の物忘れになると、そもそもの記憶がなくなってしまっている可能性や、その記憶にたどり着くための経路が壊れてしまっているので、思い出すことができない部類になります。
さすがに元の情報にたどり着けないものは、思い出しようがないので、治療が可能な範囲であれば、医師による診断の元、解決していくしか方法はないでしょう。
物忘れの程度が低いもの
物忘れの程度が低いものであれば、病気になる一歩手前の段階かもしれません。
過度のストレスを受けたことで、一時的に記憶力や集中力が下がってしまい、正しく記憶できなかった場合。睡眠不足が続いたことで、脳にたまった記憶を整理できずに、新しい記憶を脳に残すことができない場合。
こういったレベルであれば、今の環境を変えることで解決できるかもしれません。まずは自分でしっかりと問題となる現状を認識できているかが大事でしょう。
自分の周りの人から、最近ぼーっとしているなどの兆候が見られることを言われたなど、身近な人だからこそ気づけるような言葉にも気をつけておきましょう。
物忘れの程度が深刻なもの
さらに深刻なレベルのものになると、脳の障害レベルになってきます。
脳の組織にダメージを受けた場合、脳の萎縮によって神経細胞が減るとアルツハイマー認知症の可能性も起こりえます。
血液の流れが滞る動脈硬化、脳出血や脳梗塞なども認知症の可能性を引き起こします。頭痛やめまいといったわかりやすいものから、やる気やだるさといった一見勘違いしやすいものもあるので、注意しておきたいところです。
年齢が若い場合は、若年性健忘症の可能性もありえます。
- 以前に比べて格段に変化したことがあれば、要注意。
- 対面していても意識を集中できない
- 相手の言っている意味が理解できない
- 情報量が多いと、どう判断していいかわからない
- とっさの判断の反応が遅くなった
こういったことに思い当たる節があれば、一度病院で診断してもらうのも、1つの解決方法です。
認知症の可能性
高齢の方であれば、それに認知症になる可能性を気にされていることでしょう。
老化とともに認知症の可能性は高まります。認知症の場合、単なる物忘れとは違い記憶がすっぽりと抜け落ちてしまう。
例えば、
- ご飯を食べたのに食べたことを忘れてしまう
- 近所で迷子になってしまう
- 親しい人を初対面の人と勘違いする
- 簡単な計算ができない
- 同じ事を何度も話す
- 関心事を失って意欲的でなくなる
自分ではなかなか気づきにくい事柄なので、周りの人に判断してもらう必要があるでしょう。
自分以外の人で認知症かどうかを確かめたい場合は、これらのリストの内容を確かめてみてください。
まとめ
記憶は誰でも忘れるんです。忘れることは仕方がないこと。
それをいかに思い出すかのための方法を、自分で先に用意しておきましょう。
そうすれば忘れても平気ですし、むしろ忘れた方がすっきりします。脳の中には、短期であれ長期であれ残っているはずです。
それを取り出すためのトリガーをしっかり用意しておきましょう。
忘れてもショックを受けないようにして、毎日の生活をすっきり過ごせるようにしていきましょうね!