論破する人ってうざいですよね・・(笑)
意見が異なった時に、自分の正しさを突き通して、相手を論破したがる人。
こういう人ってどんな風に頭の中で考えているんでしょうか?
家族、恋人、友達といった仲の良い人たちとも、口論になることはあります。
論破されがちな人は、どうやって相手に論破されないようにすればいいのか?
その対処法くらいは知っておいても良いでしょう。
今回は、論破する人に論破されない方法について、徹底解説していきましょう。
目次
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論破する人に論破されない方法
論破されやすい人は、口論や議論になると、頭が真っ白になってしまう人もいるでしょう。
相手に論破されないためには、事前に頭の中で準備しておくことが重要です。
結論が出ない話があることを理解しておく
話の内容によっては、一つの結論が出ないこともあります。
わかりやすい話で言うと、「きのこの山 VS たけのこの里」論争ですね。
これって、結局好みの話だったりするんですが、話がうまい人はあたかも正しいと思える理由を、次々にまくしたてるわけです。
- きのこの方が、サクサクしていて、硬めの食感がおいしい!
- たけのこの方が、やわらかくて、やわらかい食感がおいしい!
相手の言い分も正しいけれど、自分の話す内容も間違っていない。
でも、相手の話術が優れていて、こちらからうまく言い返せない時に、相手が正しかったということになってしまう。
どんな話でも正論は1つしかないと考えてしまっていると、何とかして相手の話を否定しなければいけないと考えてしまう。
これが間違いなんですね。
相手の勢いを止める
話の内容によっては、よく理解できないときもあります。
「んん??・・・何言ってるのかよくわからない・・・どゆこと??」
こういうことってないですか?
それでも相手の勢いに乗せられて、話がどんどん進んでしまって、結局自分が悪いことになってしまう・・・。
こういうときに、自分が話に納得できていないなら、下手に相槌を打たないようにしましょう。
無言で良いんです。
相手の勢いを止めましょう。
相手の話に納得できて、自分の考え方が間違っていたと思えるなら、認めるしかないです。
でも、なんか疑わしい・・・。無理やり感がある・・・。
そう感じたなら、ストップをかけるべきです。
相手が論破したがっているなら、その人には説明責任があります。
納得させられる話ができなければ、論破したことにはならないですからね。
だからこそ、相手が正しいか正しくないかを考える前に、自分からボロを出さないことが論破されない秘訣なんです。
議論が苦手な人は、できるだけ下手なことは口に出さないようにしましょう。
簡単に相槌をうたない
すぐに論破されてしまう人は、普段の会話の流れの慣れから、すぐに相槌を打ってしまいます。
相槌だったら問題ないと思うかもしれませんが、論破されたくない場面では、できるだけ相槌は打たない方が良いです。
なぜなら、相槌を打ってしまうと、どんどん相手の話を聞かなければいけないからです。
自宅に来るセールス系の営業マンの話を、最後まで聞いてしまうタイプの人。
「本当は帰って欲しいけど、話を中断することができないなぁ・・・」
愛想が良くて、断るのが苦手な人は、気づいたら商品を買ってしまうことも・・・
そこまで話した内容については反論がないと勘違いされてしまい、どんどん話を進めてしまう。
気づいた時には言い返すことができずに、言いくるめられてしまう結果になります。
論破する人間も、大抵の場合はそこまで優れた人間ではありません。
100%自信があって話しているわけではなく、多少嘘を交えてでも、相手を言いくるめる話術で封じ込めてしまう。
反論の隙を見せないんです。
疑わしきときは、相槌を打たずに、無言が正解。
無言を貫くと、逆に相手が焦りだすこともあります。
相手の話の正しい部分はあえて認める
相手の話に対して簡単に相槌を打たないことは大切です。
しかし全て聞き流して、反応しないわけにもいかないですよね。
相手の話す内容について正しい部分については逆に認めてあげる。
そうすることで、相手側としても理解を示してくれる人間と認識して、必要以上に相手のことを言い負かそうとすることはなくなります。
議論において重要なのは、筋が通っていることです。
話の本質を見極めずに議論していてはただの言い合いに過ぎません。
相手が話す内容で正しい部分については、しっかりと認めてあげる。
認めることでおかしい部分についてもすぐに指摘することができるはずです。
感情的にならない
議論が白熱すると、どうしても感情的になってしまうでしょう。
理想的なのは、常に冷静にいることです。
しかし、相手の言い分がおかしかったり、自分の話す内容を理解してもらえないと、怒りや不満によって感情が高ぶってしまう。
議論が上手い人は、あえて相手を怒らせるために意味のないことをわざと話す人もいるのです。
そういう人にうまく乗せられて感情的になっては負けも同然です。
感情を出して話すのは、気持ちよさもありますが、うまく自分を制御して常に冷静に話せる様にしておきましょう。
自分がイライラしていないか?怒っていないかを自分でしっかりと監視しておきましょう。
突っ込みすぎない
論破される人は、下手に話しすぎてしまう人も多いです。
話す内容が増えれば増えるほど、ボロが出てしまったり、間違ったことを言ってしまう場合もあります。
自分の本心ではないとしても思わず口走ってしまった。
一度口に出してしまうと、そのことを必要以上に引きづられ、追及されてしまう。
できれば最低限の内容だけ話して切り上げるのがベストです。
自分から話す内容が少なければ、それだけ論破されることも少なくなるということです。
自分が正しいことがわかったことで、必要以上に突っ込みすぎると自分を苦しめる結果に繋がりかねないということです。
論破したがる人は何をしたいのか?
相手を言い負かして論破したい人は、何をしたいんでしょうか?
論破することで得られるものはあるのでしょうか?
まずはこの部分について見ていきましょう。
相手より自分の方が優れていると思いたい人
論破するということは、自分が正しかったという結果を得ることになります。
仮にそれが仕事に関する重要な議論であれば、徹底的に話し合って結論を出すべきです。
ただし、楽しく会話する場面で同じ様に論破すると、その場の空気は壊れてしまいますよね。
要するに、正しいことを突き止めることが必要とされているかどうかで、論破すべきかどうか異なるということです。
しかし、論破したがる人はどんな場面でも相手のことを言い負かしてしまう。
その場の空気が壊れてしまっていることにも気づかずに、ただ相手より自分の方が優れているということを証明したいためだけに論破してしまう。
自分のことだけを考えて、自分の正しさだけを証明したいということです。
⇒自己中心的な人が持つ特徴と心理とは?自己中な性格を直す方法
承認欲求が強い人
承認欲求が強い人も同様です。
承認欲求が強いということは、現時点で認められていないということ。
誰かに認めて欲しいという気持ちが強いために、楽しい会話をするような場面でも必要以上に正しさを追求してしまう。
仮に正しいことが認められたとしても、良好な関係を築くことはできないでしょう。
承認欲求が強い人も自分のことだけを考えている人。
我を追求するということは相手のことをないがしろにしているということです。
自分に自信がない人
どうして相手を論破する必要があるのか?
答えは、自分に自信がないからです。
相手を言い負かして自分自身納得したいんですよ。
「こう思うだろ?そうだよね?」
本当に分かっていれば、確認する必要なんてないはずです。
必要に迫られて相手に説明するならまだしも、自分から論破するための議論を始める人は、ほぼこのケースと思って良いです。
相手を論破することが癖になっている人もいますよね。
論破する人は、見た目には自信がありそうに見えます。
でも、心の中では自分でも気づかない不安を抱えているんです。
こういうタイプの人は、予測できない場面で行動を起こすことができません。
ビジネスにおいても予測不能な事態は起こりえますが、慎重になりすぎて後手になり機会を逃していつのまにか不利な状況になっているケースもあります。
⇒自信がない人の特徴・心理と対策方法とは?弱気な人が周りに振り回されない意思を身につける方法
場の空気が読めない人
場の空気が読めない人も同じですね。
楽しい雰囲気で会話している中で、その空気を壊してしまう人っていますよね。
場違いな話をしてしまって、みんなの会話が止まってしまう。
話していることが正しいとしても、その場の空気によっては正しくないほうが盛り上がることもあります。
場のノリを重視して話すことが冗談になり、くだらない内容だとしても楽しい時間を共有することができる。
しかし場の空気が読めない人は、自分の考えを押し通そうとします。
自分の考えを理解してもらえない周りの人間に問題があると勘違いして、不機嫌になったり黙り込んでしまう。
結局自分のことしか考えていないんですね。
まとめ
論破したがる人の心理と相手に言い負かされないための心得についてまとめてみました。
論破したがる人は、相手より自分が正しいことだけを追求している人です。
つまり自分のことだけを考える自己中心的な人だということです。
周りの空気が読めない人や、承認欲求が強い人。
こんな人を相手にしても時間の無駄でしょう。
ただし、どうしても議論しなければいけない場合は、相手に言い負かされない様に注意しておきましょう。
相手の言い分を認めつつも余計なことを話さない。
答えはひとつじゃないということを理解しておく。
それだけでも論破される可能性は低くなるはずです。