自分でも嫌なのはよく分かっているけれど、どうしても精神的に落ち着かない時がある。
ずっとイライラしていたり、突然気分が変わって周りに当たり散らす。
情緒不安定と言われてしまえばそうかもしれない。
これって何が原因なの?
情緒不安定になってしまった時、どうすれば良いのか?
今回は情緒不安定の原因と改善方法について詳しくまとめてみました。
目次
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情緒不安定な女の特徴と原因とは?
情緒不安定になってしまう原因は、大きく分けて2種類考えられます。
1つは身体的な影響によるもの。もう一つは、自分以外による影響です。
派手な格好をしている
見た目が派手な女性は、精神が不安定なことが多いですね。
キャバ嬢や風俗関係の女性を見れば、理解しやすいかもしれません。
派手な外見をする女性は、勉強や難しいことが苦手という人が多いですよね。
つまり、精神的にも未熟な人が多いということです。
もちろん全ての人がそうではないですが、傾向としてそうなりがちなんですね。
「頭が弱いから、外見で勝負するしかない!」
逆に考えれば、何も考えずに楽しいことのためだけに生きて、嫌なことがあればブチ切れるタイプということです。
サービス業の仕事をしている
職業柄、どうしても精神が病みやすいこともあります。
サービス業界の仕事なら、理不尽な客の対応で、イライラする状況も多いですよね。
1日の中で、嫌な時間が長ければ、それだけテンションは下がるし、精神的に不安定になるでしょう。
しかも毎日続くので、ストレス発散できなければ、どんどん病んでいってしまう・・・。
お酒好きな女性の裏事情は、こういうパターンが多そうですね。
彼氏がいなければ、酒に逃げるしかないのもわかります・・・。
心の狭い自己中の人
情緒不安定になる大きな原因は、日々生きている中で起こる出来事のことです。
これは人間関係だけに限りません。自分の思い通りにいかないことで、人間はイライラするのです。
自分の中で精神的な許容範囲があり、それを超えると我慢できなくなって爆発するわけです。我慢の限界ギリギリの状態であれば、ゴミ箱にゴミを投げて入らないだけでブチ切れてしまう人もいるでしょう。
人は自分の想定した結果通りにいかないこと全てに対して、少しずつストレスを溜め込みます。ストレスをうまく解放する術を持っている人は、自分の中に溜め込んだイライラを解消することで、バランスを保ってる。
しかし溜め込むだけの人は、いずれ限界に達します。情緒不安定になりやすい人は、心の器が溢れやすいのです。
性格による情緒不安定さ
性格によっても情緒不安定になりやすい人とそうでない人を分けることができます。
感情表現が激しい人
感情表現が激しい人は、情緒不安定とみられやすいです。大人になるにつれて、社会で生きていく中で感情表現を制限していくことにも関係しています。
子供の頃から感情豊かな人ほど、大人の社会でそれを押さえ込んでいる。大人しい人に比べて、日常的に我慢する機会が多いわけです。
休みの日に友達と騒いで遊ぶのが好きな人ほど、平日の仕事をしている時とのギャップが激しい。
仕事が嫌で辞めたいと感じている人は、その傾向が強いはずです。
怒りやすい性格の人
すぐに怒りやすい人も情緒不安定と見られます。人は他人の怒りには敏感です。
相手に対して怒りをぶつけないとしても、無表情で無口になっていれば怒っていると思われる。
不機嫌になったり、イライラしてる様子は見てすぐにわかります。
感情を爆発させないとしても、それを押さえ込む様子はすでに情緒不安定なのです。
⇒怒りっぽい人の性格や特徴と心理とは?すぐ怒る人への対処方法
精神的に弱い人
大人しい性格で、精神的に弱い人も情緒不安定になりやすい。
ちょっとしたことですぐに泣いてしまう性格。誰かに怒られるのが怖い。誰かに頼らないと生きていけない。そんな精神的な弱さを抱えている人は、すぐに周りに影響されてしまう人です。
守ってくれる人や環境で生きていれば、穏やかに過ごすことができる。
でも、周りに助けてくれる人がいなくて、一人で抱え込んでしまうタイプであれば、何か問題が起きた時に一人で解決することができずに、どうしていいのか分からなくなってしまう。
精神的な弱さを抱える人は、情緒不安定になりやすいのです。
⇒メンヘラ女性の特徴や症状まとめ!見た目だけじゃ判断できないメンヘラ女子とは?
完璧主義者は情緒不安定になりやすい
完璧主義者も情緒不安定になりやすいです。
なぜならほんの少しのミスも自分で許すことができないからです。
必要以上に細かな部分まで気を使ってしまう性格。完璧に物事を仕上げることができる機会は、なかなかないですよね。
仕事でもどんなことでも必ずミスは起こります。しかしそのことに気づいていない完璧主義者は、毎回失敗に対して自分や周りを責めることになります。
つまりどんなことをしていても、必ずネガティブに考えてしまうということです。
表に出さないとしても、自分の内面で我慢している状態は、情緒不安定な状態なのです。
⇒完璧主義者の特徴と心理。完璧主義のデメリットと治し方とは?
身体的な影響による情緒不安定
わかりやすい例で言うと、睡眠時間が極端に短い場合、人は情緒不安定になりやすい。
睡眠時間が短いことで、体の疲れも取れず眠気を感じたまま1日を過ごすことになります。
寝ている間に頭の中で脳が一日の出来事を記憶したり、整理するための時間もないため、しっかりとリフレッシュできない状態。
これではイライラするのも当然です。
精神的に疲れが取れていない状態では、他の人に比べて辛い出来事に耐えることができない。
女性の場合は生理による影響もある
女性の場合であれば、生理になるとイライラしやすいですよね。これも身体的な要因の一つです。
何か嫌な出来事があったわけではないのに、ずっとイライラしている。体自体がすっきりしなかったり、重たいことで心までそこに引きづられてしまうわけです。
生理の場合は、周期的に起こるため根本的な改善は難しいです。女性の体の仕組みとして仕方がないと受け入れるしかありません。
自分なりにイライラを紛らわす方法を実践するしかないでしょう。
情緒不安定を改善する方法
情緒不安定の原因も様々ですが、情緒不安定を改善するための方法についてみていきましょう。
第3の視点から自分を客観的に見る
情緒不安定な状態というのは、何かにとらわれてしまっている状態なわけです。
冷静になれていない。我に返るという言葉があるように、客観的に見ることができれば、たいした問題じゃないことも多いですよね。
まずは自分が情緒不安定になっていることを把握するべきです。
イライラしていたり、感情がむき出しになっている時。もう一人の自分を想像して作り出して、自分の背後から自分を見つめる。自分がどんな状態になっているのか客観的に見つめる。
そうすると何が原因で情緒不安定になっているのか、冷静に判断できるはずです。すぐに解決できないとしても原因を突き止めることができる。
それだけでも情緒不安定な状態は少しでも改善されるはずです。
他人が情緒不安定になっている時って、冷静に見ることができますよね。他人ごとだから真剣になることができない。
それは自分にも当てはめるように見るということです。
一人で解決できない問題であれば誰かに相談する
情緒不安定になっている原因を突き止めることができれば、後はそれをどうするかです。自分一人で解決できそうにないのであれば、誰かに相談して解決方法を探るしかないでしょう。
今すぐに解決できないのであれば、時間をかけて解決するしかないでしょう。そのことを理解できるだけでも、情緒不安定な状態から一歩前進です。
相談する相手がいないけれど、自分一人ではどうすることもできない場合は、精神的な医師によるカウンセリングを受けるべきです。
うつ病になってしまう一歩手前かもしれないですし、これまで数多くの患者を見てきた経験を持っているカウンセラーに話を聞いてもらうだけでも、何かが変わるきっかけになるかもしれません。
身体的な問題は生活習慣を改善する
睡眠時間が短いなどの身体的な問題であれば、生活習慣を見直しましょう。
普段食べている食事も栄養が不足すればイライラの原因になります。むしろ、イライラしやすい人ほど体の中の栄養を使っているので、しっかりと補給する必要があります。
健康的な生活を送っていれば、嫌なことにも耐えるだけの耐性がつく。
運動不足であれば、体を動かすことでストレスを解消することにもつながります。
自分なりの方法で、毎日溜め込んでいるストレスをしっかりと解放してあげてください。
まとめ
情緒不安定になる原因と改善方法についてまとめてみました。
どうしようもなくイライラしてしまう時は誰にもあります。でもそんな時にも冷静に立ち振る舞える人は、大人な対応が出来ている人。
すぐに情緒不安定になってしまう人は、自分のことを冷静に見つめることで、落ち着きを取り戻してください。
悩みの根本的な原因に気づくことができれば、後は解決するだけです。
体の調子が原因であれば、健康的な体を取り戻す。心の問題であれば、カウンセリングを受ける。
何をすれば良いのかわかれば、後は行動するだけです。