内気な性格って、社会でいろいろ問題が起こりがちですよね。
内気な人と、コミュニケーションが取りづらいと感じている人もいるはず。自分自身が内気な性格で、その性格を直したいと思っているかもしれませんね。
内気だと異性にもモテないですし、自分に自信も持てないままです。
今回は、内気な性格の人の特徴と心理。そして、性格を改善するための方法などについて、詳しく解説していきます。
目次
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内気な性格の人の特徴と心理
目を合わせられない
基本的に人と話する時に、目を合わせられない人。これだけで内気な性格だということがわかりますよね。
どうして他人の目を見ることができないのか?これは、自分が見られることを怖がっているんです。
目を合わせるということは自分自身も見られることになる。
内気な性格の人は、自己評価が低いので誰かに見られるだけで、自分のことを評価されてしまうと反射的に考えてしまうのです。どのみち見られるとしても、見られていることを自分で実感したくない。その気持ちが視線をそらすことにつながります。
正直言って、ほとんどのケースでは自意識過剰なことでしょう。
むしろ、目をそらすことで逆に注目されてしまうくらいです。でもそこまで頭の思考が回らない。もしくは過去の出来事で、トラウマになっているのかもしれません。
圧倒的に自信がない
なぜ内気になるのかというと、自分自身に対する自信がないからです。自信を持っていれば、他人に対して怯える必要がないんです。
だからこそ失敗しても気にならない。
失敗が気にならないなら、どんなことでもやってみる。知らない人と話すのも余裕。年上の人とも普通に接することができる。自分よりすごい人にも必要以上に下手に出ることもない。
だって、他人なんて関係ないですからね。自分の人生に責任を持っているんです。
内気な人は自分自身さえ見放している。
唯一、自分のことを導けるのは自分だけだというのに・・・。自分を味方してくれるただ1人の人間さえも、見放された時。社会で自分発信で行動することはできないでしょう。
常に周りの人に指示されて誘導されて生きていく。そこに自分の意思はない。AIロボットのように、要求されたことだけをこなしていくんです。
⇒自信がない人の特徴・心理と対策方法とは?弱気な人が周りに振り回されない意思を身につける方法
恋愛したことがない
内向的な人だと、恋愛経験も少ないはずです。一方的に好きになることはあっても、決してその思いを伝えることはない。そんな勇気があるなら、内向的とは言えないでしょう。
大人になるまで付き合った経験がない。いや、大人になってからもう経験がない人も多いでしょう。そもそも人との関わりが少ないし、友達もほとんどいないはずです。恋愛するきっかけが、圧倒的に少ない。
自分には恋愛なんてする資格がないとも思っているかもしれませんね。
周りの人から距離を置かれる
内向的な人って何を考えてるかわからないんですよ。つまり周りの人からすれば、接しにくい人。扱いにくいとも言えます。
おとなしいタイプの人を下手に相手にすると、いじめてるように見えかねない。だったら関わらない方が良いか・・・。そんな風に判断されるんです。
でも、仕事とかだと無視するわけにもいかないので厄介です。
コミュニケーションが取りにくいことで、仕事が進めにくいケースもあります。内向的な人は周りの人に迷惑をかけている可能性は高いです。
それが追い打ちをかけるように、人間関係の悪化につながるわけです。
自分の思っていることをうまく話せない
内気な性格の人は、自分の思っていることをうまく伝えることができません。人と会話すること自体少ないため、経験不足な面もあります。
でも、それ以上に他人を恐れている。
自分の発する言葉が何か間違っていたらどうしよう・・・。相手にちゃんと伝わるように順序立てて話さなければいけない・・・。情報を詰め込みすぎてうまくまとめきれないケースもあります。
頭の中で考えれば考えるほど、どこから話していいのかわからなくなる・・・。そうすると、目の前に相手がいても言葉に詰まってしまうわけです。
話したいことの1/10も話せないまま、終わってしまうんです。
人といるだけで緊張する
内気な性格の人は、相手を気遣う気持ちは人一倍強いです。
他人をあまり気にしない性格なら、内気な性格にはなっていないはずですからね。だからこそ人といるだけで緊張してしまう。
話しかけられたらどうしよう・・・。変なやつと思われていないかな・・・。そんなふうに考えてしまうんですね。
友達グループに知らない人が入ってくると、急に顔がこわばったりする人は、このタイプの性格の持ち主です。
他人への興味は人一倍強い
内気な性格の人は、周りの人を観察する能力は高いです。
どうでもいいような人でも、じっくり見てしまう。他人を自分の中の評価で位置づけしないと、気が済まないんです。
「(この人はおとなしそうな人だから大丈夫・・・。)」
「(この人はちょっと合わないタイプだから距離を取っておこう・・・。)」
こんなふうに常に観察しているんです。
でも、自分自身のことは深く考えないようにしている。徹底して自分への自信がない状態。完全に諦めてしまっているんです。
自分に自信がある人って、他人のことはどうでも良いと思っています。
他人を気にする人は、自分に自信がない人。まさに悪循環な状態ですね。
すぐに他人と比較してしまう癖を直す方法とは?比べてしまう人が持つ特徴と心理
秘密主義
内向的な人が、秘密主義になるのはある意味自然です。自分の興味があることや趣味について話さない。単純に恥ずかしいし、自分の好きなことを否定されたくない。偏見の目で見られたくない。
とにかく他人からの評価が気になるんです。
秘密にするのは自然な流れでしょう。
でも、共有できる仲間がいれば、本当は話したいと思っているんです。
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内向的な性格を改善する方法
外見を変える
人って意外と単純で、外見に性格が影響されるんです。
おとなしいタイプの人でも、外見を変えるだけで周りの反応も変わります。
「外見が変わるだけで、こんなに反応って変わるのか・・・」
自分の性格や考え方自体は、何も変わっていないのに、周りの人の接し方が変わるだけで、今までと違った関係を築けることもあります。
自分が変わりたいと思えるようなタイプの人の、外見を真似してみることで、徐々に性格も変えていくというのは、間違ったアプローチではないですよ。
人生変わるよ。本当に。
変わるのに俺を選んでくれてありがとう😊🔥またね! pic.twitter.com/2DTwUwd3Pg— 大月 渉 (@omaturi1002) 2018年5月31日
あえて外向的な友達を作る
内向的な人が、明るくて外向的な人と友達になるのは、難しいかもしれません。
でも、明るい人でも気の合う人って結構いるものですよ。
こっちが嫌な態度を取らなければ、意外と仲良くなれたりもします。
明るい人は友達も多いので、さらに友人の輪が広がって、自分も前向きな性格にどんどんなっていける。
少し無理やり感があるかもしれませんが、これまでおとなしい性格だったなら、これくらいの勢いで改善するつもりじゃないと、なかなか人間変われないものですよ。
失敗しても、大したことはないです。
また別の人を探せばいいだけですからね。
⇒友達がいない人の特徴と心理とは?友達いない人が友達を作る方法
同じ内向的な性格を持つ人を見つける
内向的な性格を改善するには、時間がかかります。
いきなり明るくなるのは無理でしょう。安定した方法としては、同じ内向的な性格を持つ人を見つけることです。
一人でいきなり変わろうとしても無理があります。
空回ってしまって、結局元通りになるのがオチ。むしろひどくなってしまう可能性もあります。
それよりも、同じ悩みを持つ仲間を見つける。
でも、前向きな気持ちを持っている人を選んだ方が良いです。
本当はもっと活発的になりたいけど、今はまだできない。変わりたいと思っている人を探しましょう。
自分のことを誰も知らない場所に行く
過去の自分について知られていると、急に性格を変えることに抵抗があるかもしれませんね。
そういうときは、まったく自分のことを誰も知らない場所に行くべきです。
新しい自分になりやすいのは、自分を知られていない場所。
ここでいろいろ試してみると、面白いですよ。
今までにない自分になれたとき、それを嫌だと感じるのか?
それとも、これこそが本当の自分だと感じるのか?
やってみないと、自分でもわからないはずです。
見知らぬ土地で、新しい人間関係の中で、未知なる自分を探すのも1つの方法ですね。
圧倒的な自信を身につける
内向的な人に足りないのは、自信のなさだけだったりします。
考え方も間違っていないし、能力の高い人もいます。
優しすぎたり、人と競うのが嫌いなタイプだけだとすれば、自信を持つことで、内気な性格を改善できるようになるはずです。
自信がない理由は、いろいろありますが、一番大きいのは経験不足でしょう。
経験が足りないのが、また内向的だからというループ状態なんですね。
このループから抜け出すためには、何かを始めるしかないです。
経験を重ねていけば、自信につながって、気づけば活発で外向的な性格になっているかもしれません。
まとめ
内気なことを自覚しているなら、改善まではあと一歩の所まで来ています。
重要なのは、自信を持つこと。そして他人を意識しすぎないことです。
殻を破れば、今までの性格と真逆になって活発な性格の明るい人になれますよ。
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