世間一般では、人付き合いが良い人が評価される傾向にあります。
孤独なことは良くないことなのでしょうか?私はそうは思いません。
しかし、一般的なイメージとして孤独な人はネガティブなイメージが強いかもしれません。
孤独な人は何を考えているのか?少し気になるところではあります。
今回は孤独な人の特徴と心理について、詳しく迫りたいと思います。
目次
スポンサーリンク
孤独な人の特徴と心理
あらゆる面倒事を避けたい
今の時代、孤独でも、ある程度不自由のない生活が送れる時代です。
自宅にこもりきりでも、インターネットさえあれば楽しむことができる。人付き合いに関しても、仕事上の付き合いだけなんとか合わせておけば、プライベートで友達がいなくても問題がない。
彼女がいなくても問題ない。実際に、未婚率が増えていて10年20年後にはさらに増えていく傾向にあるそうです。
確かに一人でいれば、出来る限り面倒なことに関わらずに済みます。お金も最小限に抑えることができる。
でも、そうやって一人でいることに慣れてしまうと、社会との関わりがどんどんなくなっていくことになります。
若い年代ならまだしも、年をとればとるほど、自分に関わりを持った人間が全くいなくなっていくんです・・・。そしてそのうち、世の中に起こるあらゆることに対して、批判的な態度や考えをもってしまうようになります。
気づいた時には、自分が忌み嫌っていた年代の大人と同じ考え方をしている自分になっているかもしれません。
⇒何をしても楽しくない原因。自分の考え方が悪いことに気づいていますか?
秘密主義である
人付き合いが苦手な人は、秘密主義者が多い。
なぜなら、人と話すとしても質問形式になってしまうからです。
自己開示という言葉がありますが、自分のことに関する情報を一切出さない人と会話をするのって難しいんです。
その人が何が好きかわからないし、会話の糸口がつかめない。自分に自信がない人は、自分の話や好きなことに対して、相手が興味を示さないと考えて、打ち明けることができない。
子供の頃に、馬鹿にされた経験がトラウマになっているのかもしれませんね・・・。
あわせて読みたい
友達がいない
友達がいない場合、その理由もいくつか考えられます。
- 単純に気の合う人とめぐり逢いなかった。
- なんとなく群れたり馴れ合うのが嫌なタイプ。
- 学生時代の友達とも疎遠になって、仕事関係の知り合いしかいない。
友達を作りたいと思っている人もいれば、別に必要ないという人もいるはずです。
つまり、孤独な人の中にも、孤独が嫌な人と好きな人に分けることができるということです。
孤独なんて平気と言っている人でも、実際は孤独であることを過剰に気にしている人も多いです。
友達がいないと、あえて公言する人は、実は”友達が欲しい人”なんですよね。
でも自分の基準を満たす人がいないから、友達なんていらないと言うわけです。
⇒友達がいない社会人が友達を作るための方法!誰でも簡単に友達は作れる!
彼女がいない
異性との付き合いが全くないという意味での、孤独な人もいます。
- 今まで付き合った彼女がいない人。
- 付き合っても長続きしない人。
- 結婚相手になるような相手と出会えない人。
日本社会ではどうしても結婚に対する圧力が強いですよね。
海外なんて、50%以上が未婚のまま母親になったり、事実婚で済ませる国もたくさんあります。彼女がいないというだけで、人間として問題があるという悪いイメージがある。そのことを気にして、孤独であることをネガティブに考えてる人もいますね。
異性に対する問題は複雑で、何が原因となっているか自分で分析する必要があるでしょう。
⇒好きな人ができない人が恋人を作るための方法とは?出会いの方法をどれだけ増やすかが重要なコツ!?
自分でなんでもこなせる能力をもっている
孤独な人の中でも、個人の能力が高い人。このタイプの人は、人に頼る必要がないのです。
自分一人でなんでもできる。中には他人を見下している人もいるかもしれません。いずれにしても、孤独であることに問題を感じていないのです。
むしろ一人であることのほうが、メリットが大きいとさえ思っている。
教授と呼ばれるような人や、研究職につくような頭の良い人に多そうなタイプですね。
決断力と判断力に優れている
ある程度考える能力があれば、情報から自分がどう決断すべきか判断することができます。
人の上に立つような立場の人には、必要なスキル。だからこそ役職の高い人物は、孤独になっていく傾向にあります。
人付き合いはしていても、内面では誰にも頼ることができず、孤独と戦っている。
自分より下の人間に判断を委ねることはできないのです。
周りに人がいる人は何が違うの?
1人でできないことができる
周りに人がいると、1人じゃできない規模のこともできるようになります。
家族や友人、知り合いでも誰でもいいですが、1人増えるだけで、やれることの範囲は広がります。
それぞれの得意分野を活かしたり、人海戦術だとしても明らかに人数の多い方が有利です。
自分以外の意見を聞くことができるのもメリットですね。
頼れないとしても、いくらでも利用価値はあります。
寂しくない
孤独を感じて寂しいときは、誰でもいいのでそばにいてほしくなるものです。
家族や友達、周りにいつでも会える人のつながりを持っていれば、連絡して会える。
これだけで寂しさもなくなるはず。
孤独な人は、寂しくなんかないと言いますが、本当にそう言い切れますか?
結局のところ、人間は誰かに頼っていきているはずです。
世界から全く人がいなくなったことを想像してみてください。
生きる価値があると思いますか?
誰かがいるからこそ、世界が成り立っていることを忘れるべきではないですよ。
コミュニケーションが取れる
人間はコミュニケーションを取る生き物です。
その人のことがわからなくても、通信しあえることが重要なんです。
お互いなにも理解できなくても、やりとりがあることに価値がある。
孤独な人は、自分のなかに考えを溜め込んで、誇張した論理を展開しがちです。
自分だけは間違っていないと、堅物になって殻に閉じこもってしまうと、誰も助けてくれないし、助けを求めることさえできなくなってしまうでしょう。
最低限のコミュニケーションの手段が取れるということも、メリットの1つですね。
イレギュラーな出来事に遭遇しやすい
孤独な人は、新しいことに出会いにくい環境にいると言えます。
新しいことというのは、人が運ぶもの。
自分の予想範囲にない出来事が起こるのが、楽しいわけです。
孤独というのは、イレギュラーを排除したい気持ちの表れでもあります。
全て予定調和で物事を進めたいというのは、保守的な考え方でしょう。
要するに臆病な人は、孤独になりがちということ。
年を取る毎に、だんだんチャレンジ精神がなくなって、自宅にひきこもりがちな老人によくあるパターンですね。
堅物老人になりたくなければ、人と触れ合う必要があるということです。
人と付き合うより一人で生きる方が良いのか?
結局のところ、人と付き合うべきなのか孤独に生きるべきなのか?
それを決めるのは自分次第ですよね。
友達を作りたい、彼女作りたい、そう思うのであれば自分から行動を起こす必要があるでしょう。
逆にできるだけ孤独に行きたいのであれば、方法簡単ですよね。誰とも関わらないように、全てシャットアウトすれば良いのです。
世間のイメージや、他人からの圧力は気にする必要はありません。結婚しろと言われても、生涯独身を貫けば良いのです。
友達なんていなくても、楽しい人生を送ることはできるはずです。人それぞれの問題なので、自分の価値観を他人に押し付けてはいけないですよ。
一人でいる人を馬鹿にする必要もないでしょう。結婚できない人を見下す必要もない。
自分が満足する決断を選べば、何も問題はありませんよ。
まとめ
孤独は寂しいものです。
それでも孤独を貫きたいなら、誰も止めないですが、相当の覚悟を持って生きるべきです。
孤独に生きるといっても、結局のところ人に頼っている人がほとんどです。
そんな勘違いなんて恥ずかしいじゃないですか。
もっと素直になって、人を排除せずに受け入れて楽しめばいいんです。
人と生きてこその人間だと思いませんか?