一般的に友達は大事と教えられて誰もが育ちます。
しかし、実際には友達が全くいない人が数多くいます。
どうして友達ができなかったのか?
友達がいたけれど関係を断ち切った理由とは?
友達がいるかどうか見た目では判断できないですが、それとなく特徴から気づくことができます。
友達がいない人はどんな考え方でどんな心理状態なのか?
気になるところです。
今回は、友達がいない人の特徴と心理について、詳しく見ていきましょう。
目次
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友達がいない人の特徴と心理
友達がいないことを気にしている
友達がいない人は、大なり小なり友達がいないことを気にしています。
「俺友達いないんですよ・・・。」、「私友達いないんで・・・・。」
これを言う時点で、もう気にしていますよね。
わざわざこんなこと言う必要なんてないんですよ。
そもそも友達の定義なんて、人によって全く違います。
一度話しただけで友達関係と言う人もいれば、信頼関係が高くなければ友達になれない人もいます。
友達がいないアピールをする人は、実は友達が欲しい人なんですね。
他人を受け入れられない
他人を受け入れられない心の狭い人。
人を評価する時、マイナス面しか見れないんです。
少しでも気に入らない部分があると、もう関係を断ち切る。
極度の精神的な潔癖症とも言えますね。
友達が多い人というのは、この敷居が低いんです。
自分と違うタイプの人間をバンバン受け入れる器を持っている。
いろんな意見を取り入れることができるし、人のつながりで自分の行動範囲も広がる。
大きなことを成すことができる人は、必ず人の力を信じて頼ります。
自分一人の力でなんでもやろうとする人は、結局何もできないまま人生を終えるのです。
人を見下している
人を見下すような人に友達はできないでしょう。
そういう人が言う友達って、浅い人間関係のはずです。
友達のことも平気で悪く言うし、いつでも友達を捨てるつもりなんですね。
あくまで自分の都合の良い時だけ利用する駒に過ぎないんです。
取っ替え引っ替え友達を作っているタイプは、心の中で人を見下しているのです。
他人を尊重できない人は、いずれ必ず裏切られることになります。
自分が信頼していないのに、相手から信頼されるわけがありません。
相手が気づいていないと勘違いしているのでしょう。
もしくは、自分よりも頭の回らない人を手下にして従えているだけです。
とても友人関係と呼べないですよね。
過去のトラウマが解決していない
過去のトラウマが邪魔して、いつまでたっても友達が作れない人もいます。
小学校や中学校時代に、友達と喧嘩したり、いじめられた経験を持つ人は、それ以降人生もそれを引きずってしまう傾向が強い。
運良く仲がよい気の合う人と友達になれれば、人間不信にならずに済むかもしれません。
でも、高校・大学に行っても一人も友達ができなかったという話もよく聞きますよね。
孤独に慣れてしまって、自分みたいな人間と仲良くしてくれる人なんていないと思い込んで、塞ぎ込んでしまう。
自信をなくして他人を決めつけて自分の殻に閉じこもる悪循環に陥ってしまうと、一生友達が作れない人生を送ることになってしまうのです。
他人と目を合わさない
他人と目を合わすことができない人は、見た目にもわかりやすい友達がいない人ですね。
他人を信用していないので、人と目を合わすことを避ける。
できるだけ問題から逃げるように行動して、誰とも関わらないようにする。
他人を面倒事のタネだと考えているんです。
たしかに関わらなければ嫌なことも起きないでしょう。
でもそのまま誰とも関わらずに生きていくことなんてできないですよ。
それこそニートとして、一生自宅に引きこもるしかありませんよね。
人と長時間一緒にいられない
人と群れて行動するのが苦手なタイプの人。
その人が嫌いなわけじゃないけど、どんな人とも長時間一緒にいると苦痛を感じる。
自分の自由にできないもどかしさが嫌なんですね。
個人によって趣味や嗜好がバラバラな今の時代ならではの悩みかもしれません。
会話に慣れていなかったり、人に興味が持てないと、誰かと長時間一緒に過ごすのは難しいでしょう。
何でも調べることができる時代なので、変な自尊心(プライド)ができて人の話を素直に聞けない人も多いです。
ただその場を楽しめばいいだけなのに、それができないんですね。
リアルで会うことの大切さに気づいたときには、もう友達が作れない年齢になっているかもしれません。
ペットを飼っている
1人暮らしでペットを飼い始めると危険信号です。
ペットを飼う心理を考えてみると、「自分の言うことを聞く存在だけを身近に置きたい」という心の表れという一面もあります。
本当に動物を愛する人なら、毎日散歩に行って、動物第一の生活になります。
しかし、自分を満たすためにペットを飼う人は、都合の良いときだけ可愛がって、後は基本放置です。
これが人間関係の縮図としても見れるわけですね。
会話していてもペットの話しか出てこない人は、おそらく友達がいませんね。
一人でいる寂しさをペットで解消できれば、友達なんていらないと考えてしまうのも無理はないです。
ゲーム大好き!
ゲームが悪いというわけではないですが、一人遊びを十分満たしてくれるものであることは間違いないですね。
1人で遊べるゲームが好きな人は、心理的に考えると、自分が好き放題できることに快感を覚えている側面もあります。
嫌ならいつでもやめることができるし、誰にも文句を言われない。
理想と現実の区別がつかないところまでいくと、もう止められないでしょう。
ネットゲームは長時間費やしても終わることがないので、いくらでも没頭することができます。
ゲームのキャラクターに心頭してしまうのも危険ですね。
現実には存在しないレベルの理想的な性格や容姿のキャラが魅力的に映るのは当然です。
単純にゲームを評価しているなら良いのですが、現実への失望感の反動でゲームを神格化するのは歪んだ物の見方と言えるかもしれませんね。
人生を諦めている
自分の人生がうまくいかないことを他人のせいにしている人。
自分の発想で楽しいことを思いつくことができず、誰かに何かしてもらうことを待ち続けて行動を起こさない人。
結構若くして人生を諦めている人多いですよね。
これも結局何か自分以外のことのせいにしているんですよね。
- 自分は頭が悪いから何もできない
- 運動神経が悪い
- 家が貧乏だった
- 親に問題があった
責任逃れしている内は、状況が好転することはないですよね。
自分に責任があると認めることで、初めて新しい道が見える。改善のための一歩が見えるんです。
自分を変えることでしか、人生を良くすることなんてできないですよね。
友達を作る方法
どうしても友達が作りたいという人のために、友達を作る方法を解説します。
友達の作り方がわからない人は参考にしてみてください。
誰でも簡単に友達なんてできますよ。
友達のハードルを下げる
まずは友達の定義を見直しましょう。
友達ができない人は、友達のハードルが高すぎます。
100%自分の理想とする人間なんて、目の前に現れないですよ。
もし世界に存在するとしても、いきなり出会えるわけがないと考えましょう。
友達に別の友達を紹介してもらえば、どんどん友達の輪の広がるし、知り合いが増えると自分が友達になりたいと思える人がどんな人なのかが見えてきます。
そして、他人の友人関係や友達との付き合い方も同時に見えるのがいいところですね。
自分が思っていたよりも、軽い付き合い方でケンカもするけど、時間が経てば笑い合っている。
その姿を見れば、自分のハードルが高すぎたことに気づくはずです。
友達に期待しない
そもそも友達に期待しすぎです。
友達になるタイミングなんてみんな適当ですよ。
毎日会っているからとか、学校で同じクラスだったからとか、趣味が同じでたまたま知り合ったとかそんな程度です。
友達のことについて全く情報を知らないまま何年も付き合っている人だっています。
気の合う趣味で遊ぶときだけ話すけど、それ以外は全く話さない関係性も多かったりしますよね。
変に友達だからって、無理やり頼まれたりするくらいなら、友達なんていらないはずです。
友達に期待しすぎないことが、友達を作りやすくするポイントなんです。
自分のことを話す
会話が苦手だから友達ができないと考えている人が多そうですね。
何を話していいかわからない。その気持ちはよくわかります。
こういう人は初めて会った人に質問攻めをしてしまいがちですね。
質問攻めは、相手からすると自分だけが情報を引き渡している感じがして、あまり気持ちの良いものではないんです。
それよりもあなたの話を聞きたいんですよ。
自分に話すネタなんてないと思っていそうですね。
会話で重要なのは、内容じゃないんですよ。
自分がどう思っているか、どう考えているかを伝えるだけでいいんです。
そして謙虚であることが重要。
なんでも批判する人と話したい人なんていないですからね。
会話に答えなんていないですし、答えがないからこそどんどん話が進んでいくんです。
友達がいないなら、そのことを正直に話しても良いでしょう。
それに対して相手がどう反応するかで、展開も変わってきます。
⇒初対面でも楽しく会話するための方法とコツ!相手を緊張させずに上手に対話を楽しもう!
知らない人に会う
基本的に友達が増えて嫌な人ってそんなにいないんです。
友達になる機会があれば、うれしいっていう人が多いんですね。
知らない人に会える場所に行くと、そういう考えの人が多いということです。
イベントや居酒屋なんかでも簡単に友達を作る人っていますよね。
外出するのが好きな人って、受け皿が広くて、すぐ仲良くなりやすいタイプ。
友達を作りたいけどどうやって探せばいいのかわからない人は、自分の興味のあるイベントに参加するのをおすすめします。
イベントに参加するのは誰かと楽しみたいからで、友達作りにはうってつけの場所。
知らない人に会う機会を増やせば、簡単に友達なんてできますよ。
まとめ
友達がいない心理も複雑ですね。
友達がいないことで悩んでいる人が増えています。
高齢者の孤独死もこれからどんどん問題視されていきそうですね。
一人でなんでもできる時代だからこそ、友達って大事になってくると思います。
今友達がいない人は、友達を作ることを考えてみてはどうでしょうか?
⇒友達がいない社会人が友達を作るための方法!誰でも簡単に友達は作れる!