どんなことにも前向きで、やたら元気なポジティブな人っていますよね。
なんであんなに明るくて、前向きな考え方ができるのか少し不思議じゃないですか?
ポジティブな人の特徴や心理について知ることで、その秘密が見えるかもしれません。
前向きになりたいと考えている人は、参考にすべきことがあるはずです。
今回は、ポジティブな人の特徴と心理、前向きな人になる方法について詳しく見ていきたいと思います。
目次
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ポジティブな人の特徴と心理
物事を決めつけない
ポジティブな思考を持つためには、物事を決めつけないことが重要です。
なんでも決めつける人って、すぐに「ダメだ!」と否定しますよね。
自分の考えが100%正しいと考えてしまうと、それ以外のことを受け入れられなくなるのです。
ラーメンで例えると、とんこつラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメンと、人それぞれ好みがあってもいいですよね。
とんこつラーメンしかダメだと言う人は、ネガティブな人でしょう。
ポジティブな人というのは、自分にない考えを受け入れることができる人なのです。
考える前に行動する
あれこれ考えてしまうと、行動に移せなくなります。
なぜなら、失敗した時のことを考えるからです。
ポジティブな人の場合、どうしても失敗してはいけないこと以外は、失敗について考えません。
まず行動に移すんです。
むしろ失敗したいくらいな気持ちですよ。
失敗から学べることの方が多いし、なにより早いんです。
そして失敗を克服できれば、他人から見れば失敗していないように見えるでしょう。
行動力のある人は、なんでもできるスーパーマンのように見えるかもしれませんが、他人に失敗を見せていないだけです。
ネガティブなことを避ける
どんなポジティブな人でも、嫌なことを考えるとネガティブ思考に引き寄せられます。
楽しいことを考えるからポジティブになれるんです。
否定的なことばかり考えると、頭の中がそれに支配されるということ。
それが分かっているから、あえてネガティブなことを避けるようにしている。
簡単なようですが、失敗を恐れている人はネガティブを引き寄せてしまうんですね。
「どうせ自分にはできないしな・・・」
「人前で失敗したらどうしよう・・・恥ずかしいわ・・・」
「あぁ・・・もう運悪すぎ・・・」
頭の中でこんなことを考えている人が、ポジティブになれるわけがないです。
考え方や思考を無理やり変えることで、ポジティブになるんです。
周りにポジティブな人が集まる
自分がポジティブに振る舞えば、周りに集まる人も前向きな人になります。
ポジティブな人はネガティブな人が嫌いですからね。
考え方が明るくて、否定しない人と一緒にいる方が、楽しいですよね。
ポジティブな人って、見ればすぐわかります。
- チャレンジ精神を持っている
- 間違いを指摘しない
- できない人を助けてあげる
- 人が喜ぶことが好き
お互いに高め合えば、相乗効果でさらにポジティブになれます。
楽観主義者
そもそも人生を楽観視して、気楽に生きている人もポジティブですね。
人生において、
- 夢がないといけない
- 人生設計がなければいけない
- 親の期待に応えないといけない
- 仕事しなければいけない
- 結婚しなければいけない
など、~しなければいけないという考え方では、息が詰まりませんか?
自分がどんなふうになるかわからないからこそ、自分の将来が楽しみになる。
どんな風に変わっても、その時精一杯生きていれば、何の問題もないと思える人。
わざと自分に枷をはめて、がんじがらめになって生きている人は、自分で自分の首を絞めているようなものです。
一生懸命勉強して、受験して入った大学で中退したり、何も勉強せずに卒業する人の数の多さを見ればわかりますよね。
今自分が嫌々ながら一生懸命努力していることって、本当に必要な事なんでしょうか?
前向きな人になる方法
自分の性格や考え方を分析する
前向きな人になりたいなら、まず何でもいいので失敗しましょう。
失敗は大きければ大きいほど良いです。
ただし、周りに責任が及ばない範囲でだけ失敗するようにしておきましょう。
他人に迷惑をかける失敗は、避けるべきです。
そして失敗した時に、何が嫌だったのかを確認してください。
- 人に笑われるのが嫌なのか?
- 自分の実力のなさが嫌なのか?
- 自信が持てないことが嫌なのか?
そこに自分が前向きになれない理由が隠されているはずです。
自分の性格や考え方を分析せずに、闇雲に前向きになろうとしても無理です。
なぜ自分が前向きになれないのかを深く考察することで、改善の一歩を踏み出せるんです。
これまで生きてきた中で、繰り返し刷り込まれた考え方をいきなり変えることはできないでしょう。
自分の間違いを認めるところから始めないと、誰かに言われても絶対に改善することはできません。
自分と向き合うことが全ての始まりです。
とにかく人と会話する
前向きになれない人は、どんな人でもいいので、とにかく人と会話しましょう。
たった1人でも、話をすることで1人の人間の考え方を確認することができます。
「あぁ、こういう考えの人もいるのか・・・」という感想を得るだけでも、自分を前向きにする1つの要素になります。
相手にどう思われても関係ないという気持ちで、とにかくたくさんの人と会話する。
そのうち自分の考えがちっぽけに思えてきたり、大した悩みじゃないと感じれば、成功と言えます。
人の考えを聞くということは、それだけ価値のある行動なのです。
何も聞かずに、勝手に人の事を決めつけているなら、それは間違いです。
その決めつける考え方こそが、ネガティブ思考の始まりなのです。
失敗を重ねても問題ないことを認識する
失敗を続けると、そのうち何の問題もないことに気づくはずです。
結局のところ、自分を傷つけるのは自分だからです。
人に何を言われようとも、自分で失敗を受け入れているなら心に傷を負うことはないのです。
これがわかれば、何度失敗しても精神的なダメージを受けることはなくなります。
むしろたくさん失敗したくなる人もいます。
間違うことで前進に近づくことがわかるからです。
ピカソやエジソンなどの偉人でも大量の作品を残していますよね。
最初からわかっていれば失敗する必要なんてないはずです。
数多くの試行錯誤が理解を進める鍵になる。
それなら失敗したほうがいいですよね。
まとめ
ポジティブな考えは、何も考えていないのではなく、もっとパワーのある感情と言えます。
自分の人生を楽しくしたい!
周りにいる人の役に立ちたい!
困っている人を助けてあげたい!
どんな気持ちでも、良いことを生み出したい感情の表れでしょう。
否定的な考えの人は、自分の考え方を見直して、ポジティブ思考の考えを参考にしてみることをおすすめします。